こんにちは!やっせいです。
ダイソーで販売されているミニルーターをガラス彫刻で使った感想を記事にしました。
果たして600円(税抜)のミニルーターはガラス彫刻に使えるのか?
ホームセンターで購入した5000円程度のものと比較した感想を記しています!
おすすめ別記事:【初心者向け】ルーターを使ったガラス彫刻の道具まとめ
結論
十分使えます!
ブレや振動はそれほど大きくない
軸先のブレや手に来る振動が大きいと彫る箇所が安定しなくなります。
ダイソーのミニルーターは、面を広く彫る分には全く支障ありませんでした。
幅1mm未満の線を彫る際に何度か、ビットを当てたつもりの箇所が彫れていなかったり、逆によくわからない箇所が彫れていたりしました。
ブレや振動はコントロールできる程度のものと感じていたため、別のところで原因を探しました。
付属のビット(ペン先)は悪め
形が少し整っていない
画像左がダイソーのミニルーターに付属のビット
画像右が私が普段使っているビット(100~200円程)です。
比較すると普段使っているビットのほうが形が整っているように見えます。
後述する仕様と合わせて、買ったそのままの状態で幅1mm未満の線を仕上げるのは難易度が高いように感じました。
用途を限定して使いたい
回転が割と高速で変速できない
ダイソーの600円ミニルーターは、回転速度が毎分12000回転で固定です。
あくまで参考なのですが、私は普段毎分3000回転~11000回転(無段変速)のミニルーターを使用しています。
濃淡やグラデーションを表現する際は、およそ毎分3000回転~5000回転で、速く手を動かし、浅く何度も重ねるように彫ります。
毎分10000回転以上を使うときは、白黒がはっきりとした線や面を彫ることが多いです。
連続使用時間が5分
細かいところに時間をかけるスタイルといよいよ相性が悪いです。
一度二度触れただけで広い面やはっきりした線を彫ることができるので、そういった作業をする際には活躍してくれそうです。
最後に
手に入れやすさが素晴らしい
~600円(税抜)~
ホームセンターやネット通販で頭を抱えながらミニルーター選びをするのも楽しいですが、ガラス彫刻が初めての方にはダイソーのミニルーターをおすすめしています。
ガラス彫刻未体験の方はぜひダイソーのミニルーターで始めてみてください!
おすすめ別記事:【初心者向け】ガラス彫刻に使うルーターを選ぶポイント