ゴルフを始める多くの人がまず手にする定番アイテム「ゴルフグローブ」。
でも、実は意外と「今さら聞けない」取り扱いや素朴な疑問も多いものです。

この記事では、グローブの選び方から使い方・手入れ・交換のタイミングまで、初心者も上級者も知って得するポイントをやさしく紹介します!
この記事のまとめ
- グローブはサイズと素材で選ぼう
- まとめ買いして使い回すと長持ち!メンテナンスしよう
- ラウンド中は交換できるよう複数枚用意しよう
ゴルフグローブのおすすめの選び方・使い方
ゴルフグローブの役割・必要性と正しい使い方
ゴルフグローブを使う主な理由は、グリップ力を高めることと、マメ防止・摩擦軽減などです。
多くの人は利き手と反対側だけにグローブを付けますが、素手でプレーする人や両手にグローブを付ける人もいます。
グリップエンド側の手がスイングの軸となることが多く、その片手にだけグローブを使用している方が多いです。
一般的ではない体験談
私自身は地面を叩いたとき手首や指を痛めるのが怖くて、両手にグローブを使用しています。
両手ともに感覚として脱力を求める人が、そのためのサポートアイテムとして使うこともあります。
グローブの種類と選び方
素材の種類と特徴
グローブの素材には大きく分けて、天然皮革と合成皮革・人工皮革があります。
天然皮革はフィット感が売りのことが多く、価格も高めです。
一方、合成皮革・人工皮革は多機能なことが多く、水分に強い、軽い、丈夫といった特徴があります。
「天然皮革でない」ゴルフグローブは素材の組み合わせで様々な製品が存在しています。
本当は合成皮革と人工皮革も違う素材ですが、記事中ではまとめて「合成皮革」として説明しますことをご了承ください。
| 特徴 | 天然皮革(羊革等) | 合成皮革 |
|---|---|---|
| フィット感 | 最高(吸い付く素手感覚) | 良い(やや厚みを感じる) |
| 耐久性 | 低い(伸びやすい) | 高い(破れにくい) |
| 雨・汗 | 弱い(硬くなりやすい) | 強い(滑りにくい) |
| 価格 | 高め(一部が激高) | 安め(一部が激安) |
初心者には丈夫な合成皮革がおすすめです。
合成皮革のグローブは扱いやすく、価格も手頃なものが多いため、まずは合成皮革から始めてみるのが良いでしょう。
サイズの測り方・選び方のコツ
ゴルフグローブのサイズには手囲い(てがこい)という外周の長さを使います。メジャーを準備し、以下の2つのポイントを通るように手のひらの一周を測ります。
- ポイントA(親指側):人差し指の付け根から約1cm下の、生命線の始点
- ポイントB(小指側):小指の付け根と手首を結んだ線を3等分し、手首から1/3のところ
サイズがわからなくても、オンラインでなければ多くのゴルフショップでは試着用のサンプルや試打用のものを使って自分のサイズを教えてくれます。
グローブによってサイズ感に差があるので、可能であれば試着できるショップで選ぶのがおすすめです。
両手用があるかないかで選んでもいいですし、カラーバリエーションがあるかないかで選ぶとファッション性も高まります。
色によって若干柔らかさに違いを感じることもあるので、好みに合わせて選んでみてください。
大体手囲いで21cmくらいが男女どちらにもあるサイズです。(レディースの最大付近・メンズの最小付近)
私は手囲い21cmなので、カラーバリエーションを選べてお得に感じています。
初心者におすすめのグローブ
初心者におすすめのグローブとして、フットジョイのナノロックツアーやZEROFITのインスパイラルグローブが挙げられます。
どちらも合成皮革で扱いやすいグローブです。
ナノロックツアーはオールシーズン使える頑丈なグローブで、サイズやカラーバリエーションが多く、両手グローブにも対応しています。

頑丈な方なので、とりあえずで使い始めても大丈夫です。
ZEROFITのインスパイラルグローブは軽量でフィット感が良いグローブです。

ただし、冬場は使いづらいくらい薄手なので、季節によって使い分けることをおすすめします。
正しい装着方法とポイント
グローブを装着する際は、引っ張るように使うと伸びてしまうので注意が必要です。
着けるときは少しずつ指を入れながら装着し、外すときは手首からめくるようにして外すのがおすすめです。
以下に着け方・外し方の一例を紹介します。この方法は、指先や縫製部への負担を減らし、グローブの伸び・破れを防ぐための装着方法です。
(文章にすると手順が多く見えますが、動きとしては5秒程度)
着けるとき
- 裾や甲のテープを抑えて軽く指を動かし、指を7割くらい入れる
![[ゴルフグローブの着け方]裾や甲のテープを抑えて軽く指を動かし、指を7割くらい入れる](https://yasseiblog.org/wp-content/uploads/2026/01/IMG_8989.jpg)
- 親指側の裾の部分をずらして親指を8割方入れる
![[ゴルフグローブの着け方]親指側の裾の部分をずらして親指を8割方入れる](https://yasseiblog.org/wp-content/uploads/2026/01/IMG_9005.jpg)
- 指の付け根を押して指を100%全部入れる
![[ゴルフグローブの着け方]指の付け根を押して指を100%全部入れる](https://yasseiblog.org/wp-content/uploads/2026/01/IMG_9014.jpg)
- 小指側の裾の部分をずらして手のひらを全部入れる
![[ゴルフグローブの着け方]小指側の裾の部分をずらして手のひらを全部入れる](https://yasseiblog.org/wp-content/uploads/2026/01/IMG_9054.jpg)
- マジックテープを止める
- (↑やや余るのが基本。プレー時に調整できる状態)
![[ゴルフグローブの着け方]マジックテープを止める](https://yasseiblog.org/wp-content/uploads/2026/01/IMG_9062.jpg)
NG:裾を引っ張って指を一気に入れる
外すとき
- マジックテープを外す
![[ゴルフグローブの外し方]マジックテープを外す](https://yasseiblog.org/wp-content/uploads/2026/01/IMG_9063.jpg)
- 親指の付け根が出るように裾をまくる
![[ゴルフグローブの外し方]親指の付け根が出るように裾をまくる](https://yasseiblog.org/wp-content/uploads/2026/01/IMG_9070.jpg)
- 裾と親指の先にある生地をつまみながら親指を抜く
![[ゴルフグローブの外し方]裾と親指の先にある生地をつまみながら親指を抜く](https://yasseiblog.org/wp-content/uploads/2026/01/IMG_9076.jpg)
- 残り4本の指の付け根が出るように裾をまくる
![[ゴルフグローブの外し方]残り4本の指の付け根が出るように裾をまくる](https://yasseiblog.org/wp-content/uploads/2026/01/IMG_9090.jpg)
- 裾と指の先にある生地をつまみながら4本の指を抜く
![[ゴルフグローブの外し方]裾と指の先にある生地をつまみながら4本の指を抜く](https://yasseiblog.org/wp-content/uploads/2026/01/IMG_9101.jpg)
- 裾だけ持ってグローブを振り、指部分を元通りにする
![[ゴルフグローブの外し方]裾だけ持ってグローブを振り、指部分を元通りにする](https://yasseiblog.org/wp-content/uploads/2026/01/IMG_9109.jpg)
NG:指先を引っ張って一気に抜く
グローブの交換時期・交換サイン
交換タイミングの目安
グローブの交換時期には、性能に影響が出てから替えるパターンと、性能に影響が出ないうちに替えるパターンがあります。
私はグリップ力がキープできているうちに交換するのがおすすめです。
一般的に交換時期は、練習頻度と素材によって変わります。
あくまで目安ですが、合成皮革のグローブで週1回の練習なら、半年くらいが交換のタイミングだとされています。

(この場合「グリップ力が落ちた」や「穴が空いた」タイミングが交換のサイン)
けれど私は、あらかじめ計画的に交換時期を決めておいて、「常に良い状態のグローブで良い状態の練習ができる」ことが重要だという考えです。
買い替えのタイミングを年1回にし、まとめ買いして使いまわしたほうが寿命が伸びます。
夏場に全滅することが多いので、10月くらいにまとめて購入するのがおすすめです。
グローブの手入れと保管方法
汗や雨に濡れたときのケア
グローブの手入れは、洗濯・乾燥・油分補給が基本です。
天然皮革は水洗いを避け、革製品としてブラシやクリーナーを使用します。
合成皮革は水洗い・ハンドソープでOKです。

泡で出てくるハンドソープが使いやすくておすすめ。
優しく絞ってタオルで水分を取り、陰干ししましょう。
収縮して使いづらくなることがあるので、乾き切る前に手の型を作っておくのがポイントです。
乾燥し切る前に使うと痛むので、複数枚を使い回すと長持ちします。
油分補給にはラナパーがおすすめです。スポンジで塗布したあとタオルの乾拭きで仕上げましょう。

ラナパーは合成皮革には必須ではないので、手の甲側や指の背側など固くなるとイヤな箇所を中心に使います。
やりすぎると滑る可能性があるため注意してください。
保管の注意点と長持ちさせるコツ
保管するときは、乾燥で表面が割れることと、型崩れに注意が必要です。
油分補給まで手入れしたあと、ジップロックに入れておくのがおすすめです。
私自身の手入れ方法として、マジックテープの部分をでかいクリップで止めて棚に干しています。

洗濯の頻度は、夏場は1回使ったら洗う(一週間に一度まとめて四双)洗濯、冬場は4回使ったら洗う(一ヶ月に一度まとめて四双)洗濯をしています。
両手グローブの場合、洗濯後右手と左手を合わせる作業があるので、使用頻度を均したい場合はグローブに番号をつけておくか、全部一度使用したら洗濯するようにするのがおすすめです。
ラウンド中のグローブの取り扱い
使わないときの保管方法
ラウンド中は最低2枚は使用する前提でいるといいでしょう。
キャディバッグにぶら下げたり、ポケットにちょっと入れたり、ジップロックみたいなチャック付きのビニール袋に予備を入れておくのがおすすめです。
複数枚持つ場合の活用法
ハーフで交換するとポケットを使った取り回しが楽です。
一ホールずつ交換して使うと不快感が減ります。
トラブル時にすぐ交換できるようにしておくことが大切です。
トラブル時の対処法
ラウンド中、血や動物の糞で汚れたりすることもあります。
私自身の体験として、ラウンド中にカメムシを叩いてグローブがめっちゃ臭くなったことがあり、新しいグローブに交換しました。
また、林からのショットのあと、クラブに付いた泥をグローブで払ったら、それが動物の糞だったこともあり、新しいグローブに交換しました。

ラウンド中何で汚れるかわからないから、ジップロックに入れて持ち帰れるようにしています。
よくある質問(Q&A形式)
1. ゴルフグローブは必ず必要ですか?素手でも大丈夫ですか?
結論から言うと必須ではありませんが、初心者ほど使ったほうが楽です。
実際、素手でプレーしている人もいますし、チョークレスなどの滑り止めを使う方法もあります。
ただし、力みをとったりマメや擦れを防げるので、グローブ有りから試すのがよいでしょう。
「自分は素手でいけそうか?」は、練習場で一度試してみて決めるのがおすすめです。
2. サイズの選び方がわかりません。
フィット感で言うとピッタリからややキツめを選ぶのが良いです。
上記サイズの測り方・選び方のコツのとおり、手囲いをサイズとして使うのですが、メーカーごとに装着感は結構違います。
多くのゴルフショップでは試着用のサンプルや試打用のものを使って自分のサイズを教えてくれます(オンラインでなければ)。
可能ならば最初の一回の購入はゴルフショップで試着すると失敗が少ないでしょう。
3. 初心者におすすめのゴルフグローブはありますか?
合成皮革の定番モデルがおすすめです。
- フットジョイの「ナノロックツアー」
サイズやカラーバリエーションが多く、両手グローブにも対応しています。
頑丈な方なので、とりあえずで使い始めても大丈夫です。
- ZEROFIT「インスパイラルグローブ」
軽量・薄手のものでフィット感や汗をかいたときのグリップ力が好評です。
4. ゴルフグローブは何枚必要ですか?
最低2枚!
ラウンドには予備も用意するのがおすすめです。(林に入ると虫や動物の糞で汚れることもあります)
長持ちさせたいなら更に、1枚あたり週1回の使用頻度になる程度を目安に買い揃えて、使い回すと良いでしょう。
5. ラウンド中はいつ外せばいいですか?
プレースタイルで好きにして構いません。
一般的には汗をためないように外すタイミングと、交換するタイミングがあります。
- ドライバーを打ち終わったとき外す
- ボールがグリーンに乗ったとき外す(特に素手でパターを打つ人)
- ハーフを回り終えたとき交換
- 1ホールごとに交換(交互に使う)
- 汚れたタイミングで交換
など、状況に応じて使い分けます。
初心者のうちは付けっぱなしでもOKです。
付け外しに気を取られてプレーが遅れるより、スムーズさを優先しましょう。
6. ゴルフグローブは洗濯しても大丈夫ですか?洗い方は?
素材によります。
合成皮革:ハンドソープでの手洗いOK
天然皮革:水洗いは避け、革製品としてケア
洗ったあとは、完全に乾く前に手の形を整えておくと、硬くなりにくくなります。
7. ゴルフグローブを長持ちさせる方法はありますか?
一番効果があるのは、複数枚をローテーションすることです。
複数枚を通年で使い回すと、乾燥時間やメンテナンスのタイミングが確保できるので長持ちします。
油分補給まで手入れしたあと、ジップロックに入れて保管するのもおすすめです。
8. ゴルフグローブは天気や季節によって使い分けるべきですか?
必須ではありませんが、快適さはかなり変わります。
天候への対応は、同種のグローブをラウンド中に取り替えるほうが楽です。
季節の対応は「この季節はこれが使いやすい」という1枚を見つけておくとストレスが減ります。
夏:薄手・通気性重視
冬:やや厚手・フィット感重視 など…
まとめ
- グローブはサイズと素材で選ぼう
- まとめ買いして使い回すと長持ち!メンテナンスしよう
- ラウンド中は交換できるよう複数枚用意しよう
ゴルフグローブは、正しく選び・適切に手入れし・計画的に交換することで長く快適に使えます。
初心者の方も、この記事を参考に、自分に合ったグローブを見つけて、ゴルフを楽しんでください!