ゴルフボールにまっすぐラインを引きたい人や、ラインマーカーの使い方・おすすめペンを探している方に向けて、BIRDIE79のゴルフボールラインマーカー(バーディーライナー)を1シーズン使ったレビューをまとめました。
2025年4月から11月までワンシーズン使用した感想をお伝えします。
1シーズン使用レビューの概要
- ライン精度は高く、本体は使いやすい
- ただし夏場はインクが溶けるリスクあり
- ペン選びと作業手順で仕上がりが大きく変わる
商品紹介

BIRDIE79のゴルフボールラインマーカーは、ゴルフボールにまっすぐラインを引くための補助具で、回転させやすい本体で全周のラインが引きやすいアイテムです。
本体の説明と使い方
セット内容はゴルフボールラインマーカー本体と、赤青黒のペン1本ずつです。

ゴルフボールラインマーカーの本体は、このような形状になっています。
- ボールを挟める
- ペン先を当てた状態で回転できる
- 縦横の溝が彫られている

(画像:BIRDIE79 ゴルフボールラインマーカーでTOUR-B Xに全周ラインを引いた例/360度トリプルトラック風の仕上がり)
被せた状態でペンを動かすとその位置にマークを書くことができ、ペン先を当てたまま本体を回転すれば、全周にラインを引くことが可能です。
BIRDIE79 ゴルフボールラインマーカーを1シーズン使った感想(操作性・使いやすさ)
- かなり使いやすく、仕上がりも綺麗
- クラブの手入れは必要
- 塗る際のペンや手順を考えた方が上手くいく
ゴルフボールに真っ直ぐラインを引きたい方に向けてはおすすめできます。
ただPVにあったようにペン先を右縁に当てて、ペン先で本体を回すというのは簡単じゃありませんでした。
ペン先か本体かボールかどこか引っかかると手に力が入って線が上手く引けません。
全周を書く際もペンの角度は一定で、右の突起を右手薬指や小指で押して、左手を持ち替えながら回すほうが楽でした(右手でペンを持つ場合)。
また付属のペンは「よくある普通のペン」でゴルフコースに特化しているわけではなさそうです。
ラウンド後の道具の様子
一球でショートコースを回った際の道具の様子を紹介します。
- クラブフェースにはしっかり色が付く(普通のクラブ掃除で落とせる)
- 夏場ポケットに入れるとインクが溶けていたかも?

(画像:ラインマーカー使用後のアイアンフェース/ゴルフボールのラインの色移り例)
白色も移っているので、ゴルフボールの表面カバー(透明~白色)ごと削れています。ただ赤色・青色はさらに目立つ感じでしょうか。

(画像:ラウンドで使用したボールと使用していないボール)
写真で使用前後を見ると明確に違いますが、プレー中のターゲットに支障が出るほどの劣化はありませんでした。
夏場のプレーでラインマーカーのインクが溶けた?
夏場のプレーで1度だけ、グローブとポケットに色移りするレベルでインクが溶けていたことがあり、塗り方やプレー環境によっては道具を汚すかもしれません。
- 気温が30℃近く
- ズボンのポケットに入れていた
- ラフに入れることも多かった
- ↑よく走っていたので汗も多かった
ゴルフボールにラインを引く手順のおすすめ
- ボールをアルコール脱脂してから使う
- 薄く広めに塗る
- 作業後2日ほど経ってからラウンドに使う
ボールをアルコール脱脂してから使う
ボール表面を脱脂してから作業すると、インクの密着性を高めることができます。
ボール表面に油分があると、ペンのインクが固まりにくく色移りを起こしやすい状態になってしまいます。
消毒用のアルコールなどで軽くボールを拭き上げて乾燥させてから作業するのがおすすめです。
薄く広めに塗ると溶けづらい
作業中は色がハッキリ見えるよう重ねて塗りたくなりますが、厚く塗った部分はラウンド中に溶けたりフェースに移ったりしやすい状態になります。
見やすさを考えるなら溝いっぱいに薄く広く塗るようにすると、ボールにインクがキッチリ乗った状態で、比較的プレー中も見やすく仕上がります。
作業後2日ほど経ってからラウンドに使う
インクの表面・内部ともに乾燥していないと色落ちをしやすい状態になります。
書いてすぐ打つとグローブにもフェースにも色が移り大変です。
なるべく自宅で作業して、表面が乾いて片付けた後も1~2日ほどは置いておけると状態が良くなるかと思います。

ゴルフボールに書きやすいペンのおすすめ
- ゼブラ ハイマッキー / マッキー極細 → 万人向け/とりあえず失敗したくない人
- 三菱鉛筆 ペイントマーカー PX-21 → 見やすさ重視/ラインが消えやすい人
| ペン | 書きやすさ | 色落ち耐性 | 見やすさ | 手間 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| マッキー | ◎ | ○ | △ | ◎ | バランス良し |
| PX-21 | ◯ | ◎ | ◎ | ✕ | とにかく発色が良い |
付属のペンは良くも悪くも普通のペンで、ラウンド中に色が溶けたり、にじみが出ることがあります。(特に夏場)
別途、使いやすいペンを用意して本体と合わせて使用することがおすすめです。
なお、以下にご紹介するものも「絶対色落ちしない」というものではないのでご了承ください。
ペンにとってゴルフボールの使用環境は過酷で…芝・砂・雨がある場面での打撃は当然のこと、ポケットの中でも汗や油脂分を浴びながら擦られます。
ある程度きれいに塗った際、強いラインが書けそうなものを紹介します。
ゼブラ ハイマッキー / マッキー極細

一番おすすめのペンがゼブラの ハイマッキー または マッキー極細 です。
ゴルフボールのツルツルした表面にも書きやすく、速乾性・耐水性に優れているため作業中も「にじんで書き損じる」ことが少ないものになります。
また薄くインクを乗せるということも簡単にでき、手軽で作業の失敗が少ないペンだと思います。
BIRDIE79のゴルフボールラインマーカー本体でもバッチリ作業できるのですが、少し細く(薄く?)見えることがあり、太さを強めに出そうとすると溝内をしっかり塗る必要があるかもしれません。
- ◎ 安くて手に入りやすい
- ◎ 作業が簡単
- ◎ 色落ちしにくい
- ✕ 薄塗りした際に見づらい場合がある
三菱鉛筆 ペイントマーカー PX-21

引いた線が見やすいペンとして三菱鉛筆の ペイントマーカー PX-21 をご紹介します。ゴルフボールのラインが消えやすいと感じている方におすすめ。
こちらは「不透明油性ペイントマーカー」と言われる種類のペンで、一度塗るとゴルフボールの地の色が見えなくなります。線がめちゃめちゃ見やすい…

(画像:PX-21で塗装中のボール)
ガラスや金属に印をつける際にも用いられるほど発色が良く、色が溶けにくいペンです。
欠点としてペン先を押し込んでインクを染み込ませるタイプなので、ゴルフボールラインマーカーと合わせて使用する際は、別途いらない紙を使うなど扱いが面倒なペンだと思います。
またフェースに付いたときにも色が目立つため、ラウンド中のミスショットが丸わかりになる辛さがあります。

(画像:ドライバーのフェースとクラウンに2球分の打球痕)
意識的にうっすらインクを乗せるように塗ると綺麗、かつ色移りが減るのでおすすめです。
ペン先を押し込めばインクをビシャビシャになるほど溜められますが、ディンプルが浅くなるレベルで極厚塗りすると、ルールに抵触する可能性があるのでやめましょう。
- ◎ 引いた線が見やすい
- ◎ 色が溶けにくい
- ✕ ペンの扱いが面倒
- ✕ フェースに移った色も目立つ
- ✕ 極厚塗りをするとボール性能が変わるかも
本体の調整(自己責任で…)
※ 以下はメーカー推奨の使い方ではありません。破損や保証対象外となる可能性があるため、実施される場合は完全に自己責任でお願いします。
BIRDIE79のゴルフボールラインマーカーはペン先がゴルフボールに当たっていれば、ペンと一緒に本体を回転するだけでよく、本体の溝を全部使う必要はありません。
溝の一部を「太くなるように削る・細くなるように塞ぐ」ことで、ペン先が入りにくいペンやボール表面を滑りやすいペンも安定して使用することができます。
特に全周360度のラインを引く場合、ペン先だけをグイグイ動かすより本体とともに回すほうが楽に仕上がりました。
クラブフェースに色移りしたインクの落とし方
タオルや真鍮ブラシ、メラミンスポンジで落ちます。
クラブ掃除の際には「こすり落とす・削り落とす」ことでラインマーカーのインクを落としましょう。
- クラブフェース:真鍮ブラシ
- クラウン部:湿らせたタオル
インクだけ落としてクラブは傷つけないように
ラウンド後にはクラブフェースにインクが付いた状態になるかと思います。
基本的にインクの塗膜は張り付いているだけなので、ウェッジの溝を掃除する要領で真鍮ブラシを使用すれば取れます。
更に細かく「激落ちくん」などのメラミンスポンジでも落とすことができますが、クラウン部の塗装に傷をつけられる程度には硬いスポンジなので、ご使用の際は慎重にやさしくインクの膜だけ落とすと心がけてください。
付属のペンも含め、アルコール分などで溶かせるインクもあります。
しかし、クラブフェースに付いているものを溶かした場合、フェースに「うっすら淡いシミがついたような色残り」をすることがあるため、ブラシの後どうしても少量だけインクが落ちない際に使用されると良いかと思います。
BIRDIE79のゴルフボールラインマーカー レビューまとめ
- ライン精度が高く、パターのアライメント改善に役立つ
- 夏場はインク溶け・色移りに注意
- ペン選びと作業手順で仕上がりが大きく変わる